高濃度の水素吸入をすると、血流がよくなり身体が温かくなるなど“体感”があります。
これは、人それぞれ身体の状態によって変わります。
その時々の疲れ、ストレス、食生活などで変わる体調に合わせた【水素吸入時間】についてのご質問にお答えします。
Q. 水素を吸入する時間について教えてください
【60代（女性）】
1ヶ月ほど前から、自宅で水素吸入をしています。
Hydrexサロンに通っていた時は、週に1、2回しか通えなかったので、2時間吸入していました。
自宅では、毎日吸入できるので、1時間にしています。
サロンで吸入していた時は、いつも汗をかくほどだったのに、最近では水素吸入しても手足が冷たいままなのが気になっています。
どうして身体が温まらなくなってしまったのでしょうか？
A. 山口醫院 山口貴也院長
人間の身体には、もともと腸で水素を作る能力が備わっています。
ところが、その能力は年齢、疾病の有無だけでなく、疲れ、食べるものなどでも変わってしまいます。
サロンに通っていた時と今とでは、忙しい、食べるものが変わった、体調が悪いなどの変化はありませんか？
悪玉活性酸素は、日々のストレスや食生活、生活習慣の乱れ、疲労などが原因で多く発生します。
ご質問者の方がサロンに通われていた時のお話を聞いたところ、2時間の吸入で体調がよくなり、3時間吸入した時にはじめて指先がピリピリするなど末端まで血流が流れる体感が出たそうですね。
もしかすると、1時間の吸入では体調を改善するには少ない、もしくは他に体調不良の要因があるのかもしれません。
体内の水素が足りなくなると、悪玉活性酸素が増えて身体に悪さをはじめます。
水素が身体に充満する時間は、その人によって、その時の体調によって違います。
水素を吸入し過ぎることに、全く問題はありません。
体感が足りないと感じたら、吸入時間を増やしてみましょう。
生活の中で上手に水素吸入の時間を取り入れて、健康維持、未病の改善にお役立てください。